多汗症は病気なのか?

人によっては異常なほど汗っかきな人もいるようです。具体的には手のひらにびっしょり汗をかいてしまってノートや答案用紙などがいつもびしょびしょになってしまうことがあります。そういう人に対して周りの人は引いてしまうことがあります。そういう人たちは実際には病気に当たるのでしょうか。

多汗症には大きく分けて2種類ある

多汗症と呼ばれる症状には大きく分けて2種類あります。1つ目は一般的な多汗症に当たる原発性多汗症で、2つ目は何らかの病気が原因で引き起こされる続発性多汗症です。1つ目と2つ目でどちらが問題に当たるかというと、2つ目のケースです。
2つ目のケースで多汗症になった場合は糖尿病や甲状腺疾患などの病気が隠されていることがあります。以前は汗っかきではない人が急に汗っかきになっていったということであれば、おそらく2つ目のケースが考えられますので、医師の診察を受けてみることをお勧めします。
1つ目のケースの場合は体調には何ら問題がないにもかかわらず、何か知らないですがとにかく大量の汗をかいてしまう症状に当たります。こちらの多汗症の場合以前は病気として認識されてはいませんでしたが、最近では病気として認識され始めています。体調が悪くないにもかかわらず日常生活に支障があるというのであれば、症状を改善させるためにも病院に行くことをお勧めします。我慢をする必要はないので自分で出来得ることから対策を始めてほうがいいでしょう。

多汗症は病気という認識で構わない

多汗症には原発性多汗症と続発性多汗症があるわけですが、後者の場合は何らかの病気が発症なので元となる病気を治療することで改善できたりします。前者の場合も病気として認識されていますので、困ったのであれば病院を受診してください。

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