多汗症の方は季節や気温などに関係なく大量に汗をかいてしまうものです。汗を大量にかくことによって疲れてしまうことが多いでしょうし、何かと気を遣わなければいけないこともあるでしょう。多汗症の方は他の方よりも大量に汗をかいてしまうので、その分だけ水分が失われてしまい、脱水症状になりやすくなります。
脱水症状と汗との関係
身体の60%から65%は水分で、不要な分に関しては尿や汗などによって排出していきます。体内の水分量に関しては腎臓によって調節されており、水分用が少なければ尿を凝縮することで少なくして、水分量が多ければ尿量を増やすことで対応をしています。
脱水症状というのは水分と電解質が失われた状態で、急速に減少していくと血液量が減少してしまい、血圧が低下して、それによって内臓の働きが低下します。具体的な症状はおう吐や下痢、めまい、立ちくらみ、手足の冷え、意識朦朧などがあります。
脱水症状を防ぐためには
脱水症状を防ぐためには水分が足りなくなる前に水分補給をすると共に、ミネラル分を取ることです。スポーツドリンクを飲むと水分補給と同時にミネラル分も同時に摂れますが、大量に摂りすぎると糖分を取りすぎることになりますので注意します。
多汗症で悩んでいる方の中には汗をかきたくないということから水分を取らない人がいます。しかし、水分を制限したからと言って汗の排出量が減るかというとそういうわけではなく、かえって脱水症状を引き起こしてしまうので、そういう対応は絶対にやめておきましょう。
多汗症の方は脱水症状になりやすい
多汗症になると水分を取らない人が出てきますので、そういう対応はやめましょう。多汗症になると水分が失われやすいので、水分とミネラル分の補給はしっかりと行います。